11月27日(火)ランチルームにて、PTA主催の給食試食会が行われました。 参加者は合計38名、和やかな雰囲気の中での試食会となりました。
当日は、校長先生・PTA会長の挨拶のあと、栄養士の和田先生からスライドと資料を使って学校給食について説明をしていただきました。
この日の献立を例に、その内容の一部をご紹介します。
~今回の献立~ きび入りご飯 魚のゆずみそがけ 煮びたし のっぺい汁 牛乳
献立は、より多くの食品を取り入れられるように工夫されていて、平均
15品目程度を使っているそうです。今回の献立でも、数えてみると調味料をのぞいて16品目が使われていました。ご飯にもきびを入れて品目数アップ。
どこの産地のものを使っているかも、給食だよりにしっかり記載されているので安心です。
魚(さば)は大きな骨が除かれていて食べやすく、皮までおいしくいただけました。ゆずみそは季節を感じる食材です。
「(調理の)最後にかつお節を加えているので、うまみを楽しんでください」と紹介していただいた煮びたし。自然のうまみを上手に使って調理されているのがわかります。
のっぺい汁は新潟県の郷土料理とのこと。子供たちにとっても、日本各地の伝統的な食文化を学ぶきっかけになりそうですね。汁にはとろみがついているうえ、しょうが汁を加えているそうで、寒くなってくるこの季節にはうれしい工夫です。季節に合わせた調理法が取り入れられていることもわかります。
だしも学校で手作りされているそうです。化学調味料は使わず、ハンバーグやコロッケなどはもちろん、カレーもルウから手作りしているなど、ここまで徹底するのはなかなか家庭では難しいなぁと感じました。
このほか、衛生管理や食物アレルギー対応にも、とても細かく気を配ってくださっていることがわかりました。ここですべて紹介しきれないくらいの細かな管理・点検などは多項目あり、これらのことを毎回行っているというのは本当に驚きです。
いつもおいしく安全な給食を提供していただいている給食調理員のみなさまに、感謝の気持ちでいっぱいになるひとときでした。